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300引越し業者依頼編 アーカイブ

2009年04月02日

ご祝儀は必要?

引越作業員にご祝儀(チップ)、または心づけは必要かといったことはみなさん悩まれることのひとつです。結論から言ってしまえば、必要ない、と言いたいところですが、実はご祝儀には引越しをスムーズに進めるための見逃せない意外な効果もあるのです。

ご祝儀はいただくととても嬉しいものです。自分の仕事が認められたと感じる瞬間でもあります。何より引越作業員も人の子です。もらって嬉しくない人はいません。しかし会社の経営側としては必要ありません、と言わざるをえません。ここが難しいところです。

ご祝儀が必要か必要でないかを別として、引越作業員にご祝儀を渡すと変化するものがあるのです。まず引越作業員のお客さんに対する言葉遣いや荷物の扱いが格段に向上します。何より引越作業員の笑顔が増えることは言うまでもありません。これは自分が引越作業員であったらどうかを想像すると考えやすいかと思います。


引越しというのは数ある運送業種の中でも、最も過酷な重労働のひとつです。真夏には一日に何リットルという水分補給が必要ですし、真冬でも汗だくになりながらの作業となります。

作業の合間に飲むジュース代ぐらいは必要です。もちろんご祝儀が必要か必要でないかは別としてです。

金額の大小といったものも関係ありません。お金でなくても、ジュースの差し入れやお弁当でも一緒です。自分たちに良くしてくれる人にはこちらも精一杯お返ししようという、頑張り度のようなものが違ってきます。引越作業員としてというより、人間としての心理的な作用の変化といえばいいでしょうか。

現場の引越作業員からしてみれば、ご祝儀は出なくて当たり前、出ればラッキー、程度にしか思っていません。さきほどのような心理的な効果はあるにしろ、ご祝儀が出ないからといって作業自体がいい加減になるということはまずありえません。よりスムーズになる可能性があるということです。悩むようであれば、出す必要はないでしょう。もし、本当によくやってくれたと思えたのであれば、最後に渡すのもいいでしょう。

参考としてですが、金額についてはひとり500~3.000円程度が平均です。またタクシー料金のお釣りと同じように、引越料金を精算する際に「お釣りはみなさんで・・・。」といった形でのご祝儀も結構あります。

もし最初からご祝儀を出す予定があるのなら、作業開始前に引越作業員ひとりひとりに手渡すことをおすすめします。そうすることで引越作業員に「ちゃんとやらなきゃ。」という意識を再認識させることができるのです。

結局のところ、ご祝儀をするかどうかは個人の考え方でいいのではないかと思います。最近では引越作業員がそういったものを受け取ることを一切禁止している引越業者もあるようです。

午前便と午後便の違い

引越しには朝一番から引越作業を開始する午前便と、あまり時間指定のできない午後便、またはフリー便と呼ばれるものがあります。

同じ条件での引越しの場合、午後便を利用した場合、まれに午前便の引越料金の半額程度にまで割引される場合もあります。

フリーはフリータイムの意味ですが、荷主が好きな時間を選択できるという意味ではありません。引越業者が都合のよい時間に引越作業に伺うという意味です。

引越業者の当日のスケジュールに合わせて、午後だけでなく午前になる場合もあります。

ただし条件によっては午前便しか利用できない場合や午後便を利用する際にはデメリットがになる場合があることも知っておく必要があります。

午後便イコール安くてお得というイメージが強いですが、条件をしっかり把握して利用することが大切です。


トラックを何台も使用するような規模の大きな引越しは、朝から開始しなければその日のうちに終わりませんから、こういった引越しの場合には引越業者から午前便として指定されます。また引越しを明るいうちに確実に終わらせたいといった場合にも、午前便を選ぶ方がいいです。

それら以外の中規模、また比較的規模の小さな引越しで、引越料金が安くなるなら何時になってもかまわないといった条件を受け入れられるのであれば、午後便、またはフリー便を利用する価値は大いにあります。ただし、引越作業開始時刻は引越業者のその日のスケジュール次第ということになります。忙しい時期などでは夕方からどころか日付が変わってから作業開始といったケースもまれにですがあります。

午後便というのは午前便を終えたトラックが予定されている午後便へ向かうというしくみになっています。そして午後便の1件目、2件目といった具合に予定が組まれます。午前便が長引けば長引くほど、また1件の引越しが長引けば長引くほど、最終に予定された午後便の開始時刻は遅くなっていくのです。

当日のそれぞれの引越しの内容次第ですが、順調に終わることもあれば、思いがけず時間がかかってしまうこともあります。

特に繁忙期と呼ばれる時期に午後便を利用する場合は時間が遅くなるかもしれないということを覚悟しておいたほうがいいいでしょう。


見積もり時に営業マンは「そんなに遅くはなりません」とか「明るいうちにはお伺いします」というようなことを言うと思います。でも、現実には順調に終わる引越しというのは数が少なく、時間がかかってしまう引越しのほうが圧倒的に多いです。これは荷主の引越しの準備が整っていないことが多いのが大きな原因です。荷造りをきちんとしておかないと、引越業者だけでなく、他の引越しする方にも迷惑をかけてしまうということです。

好き好んで夜中に伺う引越業者はいません。その時間にならざるを得ないということも、午後便にはあるということです。何時になるのか分からないような引越しでは困る、といった場合には午前便を利用するようにしましょう。

午後便についてデメリットばかりというわけでもありません。繁忙期以外であればそれほど遅くなることは少ないようです。午前便が順調に終われば、お昼過ぎからスタートできるような場合もあります。今の時期はどうなのかといったことを引越業者の営業マンに見積もり時に確認しておきましょう。引越作業が深夜にまで及ぶ可能性がある場合などはご自身のみならず、隣近所へも引越し早々迷惑をかけることになり、極力避けたほうが無難です。

同じ作業内容であっても午前便と午後便では、なぜ大幅な料金の格差があるのでしょうか。またその料金の格差がいかにして生み出されるものなのか、疑問に思う方も多いと思います。実はここには引越しを依頼する側だけではなく、引越業者にとっても都合のいいからくりがあるのです。

引越業者はあらかじめ、トラック1台1台にグロスという数値を設定しています。呼び名は異なるかもしれませんが、他業種にも同じようなしくみがあります。

これは簡単に言ってしまうと、トラック1台が1日に売り上げる金額のことです。

グロスが30万円に設定されていれば、30万円の引越しを1件やるか、10万円の引越しを3件やるかといった具合になります。またこれはある1日に対してではなく、1ヶ月、1年といった長い期間の中での1日という大きなスタンスで捉える必要があります。


時間のかかる規模の大きな引越しでは、1台のトラックが1日にこなすことのできる引越し件数は当然少なくなってしまうので、引越料金は高く設定されます。

つまり引越業者は午前便である程度グロスを確保しておき、その後に午後便の数をこなすことでトータルのグロスに到達させるということです。引越作業の現場では作業員がバタバタと走り回っているのをよく見かけますが、これはこのグロスを確保するために引越し件数をこなす必要があるからです。


こういったことから引越料金と時間というのが密接な関係にあることがわかります。この場合の時間というのは、移動時間を含めた引越し車両と引越作業員の拘束時間のことです。拘束時間の長い引越しは高く、拘束時間の短い引越しは安くなるということです。

引越業者としてはこの1件の引越しの拘束時間が短ければ、数をこなすことができるわけで、トータルで1日のグロスに達すればいいわけですから、極論として1件あたりの引越料金は問題ではないということになります。引越料金を下げてでも数をこなすことで、充分に利益を生み出すことができるわけです。ここに午後便の安さの秘密があるのです。

つまり引越業者にとっては足の出る料金設定も、午後便には有り得るということです。最低ラインというのはどの引越業者も設定していると思われますが、本来設定されるべき料金というのはここではあまり意味を持ちません。交渉次第では大幅な割引が期待できます。

しかし数をこなすためにはそれなりの時間も必要になるので、ほとんどの業者では午後便、またはフリー便については作業開始時間の指定や約束には応じないようです。引越業者の都合に合わせての引越しになるのでその見返りとして、引越料金を割引するというしくみです。

引越業者としては最大限に時間を利用して売り上げを確保することができ、時間のリスクを別とすれば利用者にとっても最も低価格でできる引越しの方法のひとつといえます。しかし、引越し繁忙期など引越業者にとってはかきいれ時の時期に時にパンクと呼ばれる、供給が需要に追いつかない状態になった場合、真っ先に影響を受けるのが午後便、またはフリー便であることも確かです。また、疲労もたまっていると思われるので、ミスが発生しやすくなったりという可能性もあります。これはフリー便も同じです。そのへんのリスクを考えた上で契約したほうがいいでしょう。

非常に魅力的な午後便ですが、引越作業開始時間の指定はできないし、デメリットもあるので利用するにあたってはリスクもつきまとうことも理解しておく必要があります。

引越し料金が割安な時期は?

時期によってけっこう料金に幅があるのが、引越しです。

学校や就職で、新生活の準備時期になる3月~4月は繁忙期といって一番料金が高
いです。

もし可能であれば、その時期を避けると少し安い料金で引越しができるはずです。


あと、土日・祝日よりも平日のほうが安いし、仏滅はみんなが引越しを避けるので料金が安くなったりします。

大手の引越し業者さんは、サイトに「割引適用カレンダー」みたいなものを掲載してくれているところもあるので、一度チェックしてみるのもいいかもしれません。

でもあくまでも「可能であれば、引越し日を調整する」程度に考えておきましょう。

チャーター便・混載便について

【チャーター便について】
業者さんが用意してくれるのはトラックとドライバーさんのみです。

引越しの「輸送」の部分だけを業者さんにやってもらうサービスのことです。
これになると料金が抑えられるので、たとえば力自慢の友達が何人か手伝ってくれるので搬出入はこちらでできるよという場合にオススメです。

繁忙期はトラックが押さえられなくなる可能性もあるので、早めの手配が必要です。

●混載便
その名のとおり、他の荷物と一緒に乗せる輸送方法のことです。
業者さんは複数のお客の荷物をまとめて運ぶのでコストダウンになります。

ただ、荷物を引き取ってもらうのはこちらの指定した日に来てもらえますが、業者さん側である程度荷物がまとまらないと輸送されないので、転居先へ送ってもらうのに少し時間がかかったりします。こちらからの指定ができません。

一人暮らしの方で、長距離間の引越しの場合に利用を検討しても良いプランです。

●長距離混載便
長距離への引越しの場合にはどうしても料金が高くなってしまいます。しかし逆に長距離ならではの利用できる輸送手段を使うと、引越料金を抑えることができることも知っておくと便利です。まず引越業者の地方混載便を利用する方法があります。あと一般にはあまり知られていませんが、全国への路線便を運行している一般の運送業者の路線便を利用する方法があります。

全国への引越しに対応している引越業者にはたいてい地方便と呼ばれる、不定期に各地方へ数件の引越貨物を積み合わせて輸送する大型や4tクラスのトラックがあります。数件を一度に輸送することによって1件あたりの輸送コストを抑えることが可能になります。あらかじめ帰り荷と呼ばれる帰ってくる際の荷物が確保できてから、運行する業者もあるようです。

しかし同一方面への引越荷物がある程度まとまるまでは運行されないので、混載
便と同じく荷物を受け取る日時を指定することができないなどといった利用する
には不便な面もあります。引越し後、すぐに必要ではない荷物が大量にある場合
などに利用するといいでしょう。

これに対して一般の運送業者の路線便を利用する場合には、大手であればほぼ毎日運行されています。しかし引越しの荷物だけを専門に輸送するのではなく、様々な荷物との積み合わせとなります。貨物保険が適用されるとはいえ、引越業者の輸送に比べ、破損や紛失といったトラブルが多いのも現実です。また一般の運送業者を利用した場合には、荷物の受け取り日時を指定することも可能な場合が多いようです。さらに引越貨物を一般貨物扱いとすることで輸送運賃を安くする方法もありますが、こちらは引越貨物の配達はされますが、家具の搬入、設置といった引越作業は行われません。玄関までの配達で終わりです。離島などへの引越しの場合には、こういった形での輸送が行われる場合が多いので事前に引越業者、または運送業者に確認しておく必要があります。

荷物が少なく、梱包などいらない、またはご自身で梱包できる場合には、一般の運送業者の路線便を利用するのが料金も安く済みます。荷物の引き取りを依頼することもできます。軽貨物の運送業者さんの中には梱包を請負い、一般の運送業者の営業所へ持ち込む形での引越しを提供しているところもあります。

特に沖縄への引越し、沖縄からの引越しについては対応している業者も少ないですが、そのほとんどが船便の利用になると思われます。間違いなく数十万円規模の引越しになると思われますので、輸送手段、現地での作業内容等について業者としっかりと話し合うようにしてください。船便を利用した場合には通常7~10日の輸送日数が見込まれます。

コンテナ便というのもありますが、上記の輸送方法をすべて組み合わせたようなものです。ひとつのコンテナが同方面の荷物でいっぱいになり次第、船便で輸送するというものです。こちらも輸送には数日かかるのが一般的です。ある程度引越しのために時間のさける場合には便利かもしれません。一般の運送業者の路線便の利用以外には、荷物の引き取り日時は指定することができますが、受け取り日時については状況次第ということになります。そういったことを踏まえて利用することが望ましいといえるでしょう。

同じコンテナ便でもミニコンテナ便というのもあります。こちらはカゴ台車といえば分かりやすいでしょうか。一人用の小さな冷蔵庫、洗濯機、布団一組、小さめのダンボール5箱程度が乗るミニコンテナ一台いくら、という形での引越便です。一般の運送業者や一部の引越業者で対応しているところがありますが、2台、3台となってしまうと通常の引越しとして依頼したほうが安くなってしまう場合もあるので、充分検討する必要があります。荷物の少ない単身の方の引越しには使い勝手がいいかもしれません。

積みきり契約とは?

「積み切り」というのは、トラックに積める分だけ運びますがそれ以外は自分で運ぶという意味です。

この契約をしていると多少引越し料金が安くなるのですが、万が一、引越し当日に荷物を乗せてみると積みきれなくて、しかし自家用車じゃ運べない…となってしまうとどうしようもありません。

見積りの際にきちんと確認しておくのが大切です。

友人の協力や車での持ち運びが可能な距離なら悪くない方法なので、積見込めない場合を想定して利用するようにしましょうね。

引越し業者を選ぶポイント

引越業者を選ぶにあたってのポイントは、多くの人が「料金が安い」「サービスが充実している」「保証がある」の3つです。

初めて引越をする方は、どこの引越業者に頼んだらいいのか、どんなふうにポイントを見分ければいいのかむつかしいと思います。

そこで、まず最初にいろんな引越し業者から「引越料金」の見積もりを出してもらうことから始めてみましょう。そして見積もりの際に自分の気になっていることを聞くといいでしょう。

自宅に見積もりに来てもらうことがオススメです。自宅に来てもらうと、より正確な見積もりをしてもらえます。社員の態度で会社の姿勢もわかることが多いです。


大手の引越業者の場合だと、見積もりを行う際に自宅へ訪問してくれる場合がほとんどです。見積もりを行う社員の態度などを気にして観察したりしていると会社の様子も分かってきたりします。
訪問してきた社員の態度がいくら良くても、サービスがなかったらがっかりです。見積もりの際にどこまでサービスを行えるか聞いたりして、細かいサービスや補償についてしっかり説明できる業者を選ぶのも重要なポイントです。

個々で希望は違っていると思います。例えば、「梱包から引越後の荷解きまで全て引越業者に行ってもらいたい」という方や、「梱包は自分でやるので荷物だけを運んで欲しい」などさまざまあると思います。自分がどのような引越の仕方を考えているのかもまとめておくことも大事です。

安心して頼める引越業者のポイントとして、

・大きな家具などの梱包はきちんとしてくれるか?
・引越先の建物に傷がつかないように保護などをしっかりしてくれるか?
・荷物や万が一の事故の場合の補償はきちんとしているか?
・国土交通省に定められている引越約款を提示しているか?
・引越の際の手順を詳細に説明してくれるのか?
・運送保険に加入しているか?
・引越料金の内訳がはっきりしているか?
・サービス内容は自分の希望とあっているか?
・営業マンのマナーはどうか?
・口コミ情報での評判は悪くないか?
などを重点にいくつか引越業者を選ぶといいと思います。


婚礼家具や新しい家具、高価な絵画、美術品、高価な食器類の多い方などは、大手の引越センターをお勧めします。料金はすこし高くなってしまいますが、梱包内容など、安心できる内容で手配してもらえます。

お子さまが見える方でお子様が大きくなった方などは、家具も傷が付いたりしているようなら上記のような梱包は必要ないので、中小の引越センターで充分だと思います。料金的に2割か3割ほどお安くなります。

一人暮しの方や、大きな家具の無い方などは、地元の小さな引越センターや、軽トラックの運送屋さんなどに頼むと良いと思います。

悪徳業者に気をつけよう

引越業者の中には、悪質な営業を行っている業者もあります。
引越業者を選ぶときに悪徳業者に引っかからないようにするためには、悪徳業者の営業手口を知ることが大切です。

そこで、どういう手口で悪徳業者が営業をしているのか、いろんなケースを紹介します。

まず、最初のパターンとして、見積もりの時に、最初の見積もり金額を高く設定しておきます。その金額からどんどん値下げしていって平均の引越料金まで引き下げていく業者があります。

ぱっと見、たくさん割引をしてもらったような得した気持ちになりますが、実は最初の金額が高いだけで平均の引越し料金なので全然割引をしていません。

心理学の実験でも、無理な要求をはじめにされて次に小さな要求をされるとそれを受け入れやすくなる、というのは証明されてるみたいです。

また、見積もりの時に即決で契約させようとするのもあまり良い業者とはいえません。
「期間限定!」とか「○○個限定!」「先着○○名様!」といった言葉にたいていの人は弱いです。
見積りに来た営業マンもこれを利用することがあります。

「今決めていただければ○万円引かせていただきます!」などと上手くいいます。
他社と比較されると何かまずいことでもあるのかも・・・注意です。

見積もり時に限定期間中に契約すれば、更に値引きしますと上手に言って契約をさせようとしますが、他社の見積書と比較してみればたいしてかわらなかったりするので見積もり時の即決契約は避けたほうが無難です。

また、他社の引越業者の悪口を言う営業マンにも要注意です。

他社の悪口などを言うのは、その時点で人間性に疑問を感じます。もっと悪質なケースになると、会社の方針で他社の悪口を言わせる業者もあるそうです。これは立派な英領妨害です。そんな引越し業者には要注意です。自社のアピールができる会社の方が好感がもてますよね。

もっと最悪な営業マンになると「契約してくれるまで帰りません!」なんて言う人もいるらしいです。
でもこれは違法行為だから警察を呼びましょう!

契約をしていないのに見積もりにしただけで『無料サービス』だからとダンボールをわざと置いていく業者もあります。

無料だからと言われても契約する前の段階なので、きっぱりと断った方がいいですよ。

引越業者を選ぶ際に一番注意しておくのが「内金や手付金」についてです。
国土交通省が出している「標準引越運送約款」があります。
引越し業者はこの約款を基本ルールとして守らなくてはいけません。

例えば、

●見積り料は、原則無料。
(訪問見積りしたときにかかった費用はこちらが負担する。)

●内金・手付金は請求しない。
引越約款の中には内金や手付金は請求できないことになっています。請求された場合には、違反行為になります。

もしも、内金や手付金を請求されたりしたら、きちんと業者に約款に内金や手付金は請求できないことが記載されていることを話しましょう。

●見積りのときに約款を見せること。

●キャンセル料は、2日前までなら無料。
前日のキャンセルは料金の10%、
当日のキャンセルは料金の20%
1週間前にキャンセルとをしたらキャンセル料を請求されたなどのトラブルのためにキャンセルはいつまで無料なのか覚えておくと役に立つかもしれません。

●荷物や部屋にキズがついたとき、引越しから3ヶ月以内であれば保障される

業者さんのほとんどはこの「標準引越運送約款」ですが、中には自社で約款を作ってるところもあるので、注意です。


引越しの事業ができるのは以下の3つの事業者です。

【般貨物自動車運送事業者】
トラックで個人や法人の荷物を運んでお金をいただく事業者のこと。
大部分がこちらにあたります。

【貨物軽自動車運送業事業者】
軽トラックで荷物を運んでお金をいただいている事業者のこと。
軽トラ1台でもOKなので、個人タクシーみたいな「個人引越し屋」がほとんどこちらにあたります。

【貨物利用運送事業者】
自分ではモノを運ばないけど、お客さまからの依頼を受けて、別の運送業者に運ぶのを委託する業者のこと。

この3つの事業はどれも国土交通大臣からの許可が必要なものです。
トラックのナンバープレートの色で「もぐりの引越し屋かどうか」が判断することができます。

ナンバープレートの色が緑地に白い文字なら「一般貨物自動車運送事業者」。
黒地に黄色の文字なら「貨物軽自動車運送業事業者」。
この2つなら、ちゃんとした引越し屋さんです。

要注意なのは、黄色や白のナンバープレートのトラックです。
このナンバープレートをつけた車で物を運んで料金をもらっているとなると、これは違法になります。
(許可を得ていれば白ナンバーでもOKです。ただし絶対に「許可証」を持ってるはずなので確認をしましょう。)

便利屋が「引越しを手伝います」と宣伝しているチラシにも要注意です。
引越しの多くなる時期(年末、3~4月)には、モグリの引越し業者やニワカ業者が増えます。
一概には言えませんが、個人がやってる引越し業者もちょっと気をつけたほうがいいかもしれません。

大手の「緑ナンバー」業者と比べると確かに安いことが多いんですが、その分トラブルも発生しやすいみたいです。

万が一、引越しの最中に荷物や部屋がキズついてしまった!となったとき、普通であれば引越し屋さんのほうが保険に加入してます。なので、キズなどの不具合があったら保険がおりて保障してもらえます。

保険に関しては大手の引越し業者でも保険の範囲や補償額が違ったりするので、しっかり確認しましょう。今では引越しの見積りは複数の会社から取るのが当たり前の時代になってます。

こういった複数見積もりは天秤にかける様で面倒と感じるかも知れませんが、トラブルを防ぐ意味や無意味な料金を支払う事を防ぐ意味でも有用なので、業者を探す際は利用すると便利です。
 

引越し費用のポイント

引越し業者に依頼する際の見積もりで料金のポイントをいくつか紹介します。
実際には無料で見積もりを取り寄せられるので、利用するかどうか見積もりを取ってから決めても構わないと思います。

○引越し先の距離
引越し先の距離はどれくらいかによって変わります。
もし、引越先が長距離で、二日がかりの引越しになると引越し料金も一気に上がります。

○引越し先(または今の住まい)の形態は?
マンションの高層階と低層階や戸建てでは引越し費用もかわってきます。

○引越しの日時
引越しが平日なら安くなりますが、やはり祝日や土日は高くなります。
土日、祝日は平日に比べて、料金は2~3割くらい高くなってしまいます。
また時間指定も、午前の便よりも午後の便の方が安くなります(その代わり時間が遅れる場合あり)。引越しする曜日はできるだけ平日、さらに午後の便を選べば、繁忙期でも多少は安くすみます。

また、3月末~4月初の引越しシーズンには格段に引越し費用は高くなってしまいます。その時期を避けると費用を安くできます。

年間の引越し件数の8割が3月末~4月初めに集中していると言われています。
さらに「大安」の日は引っ越し代金は若干高く、「仏滅」の日は逆に若干安くなります。昔から仏滅に引越しをするには不吉であるという観念があります。引越し業者側から見れば忙しくないときです。迷信などにこだわらない人は、仏滅に引越しをする事で料金を抑えられます。

引越し業者は時間を指定しなければ料金を安くすることができます。時間を指定しなければ、引越し業者も人員の配置等がやりやすくなり作業効率が上がり、その分コストも下げられるからです。時間に余裕があれば、業者の都合に合わせましょう。

○特殊な荷物
大きな家具やピアノなどはやはり高くなります。

○梱包
もちろん、自分ですれば安くなります。
引越の梱包や荷解きを自分でするのか、それとも引越業者に依頼するのかによって、引越しの費用も大きく変わってきます。もちろん自分で梱包をする方が安くなります。

梱包作業や荷解き作業は、大変な肉体労働ではありませんが、手間のかかる作業です。ですから梱包や荷解きを引越業者に依頼するとなると、費用面でもかなり大きなウェイトをしめてきます。
引越の費用を節約するためには、梱包・荷解きは自分でしたほうがいいでしょう。
また、梱包・荷解きを自分でするメリットは、費用の節約だけではありません。

自分で梱包をしながら荷物の整理もできます。不用品の処分もできます。
引越しは長年ため込んだ持ち物を整理する絶好の機会です。それを、梱包まで業者にお願いしてしまうと、不用品の処分などの整理ができません。

○荷物の量
もちろんのことですが、荷物が多いと引越し料金は高くなります。
引越業者が見積もりする時の基本的な考え方として、荷物の量によって値段が増減します。
特に重たい荷物(家具・冷蔵庫・洗濯機・ピアノ等)は料金が高くなりますので、不要な物は引越し前に処分してしまえば、無駄な費用を抑えられます。

余談ですが、家具やエレクトーンなどは、粗大ゴミとして捨てずにネットオークションで売ると、結構な値段で売れることも多いです。不用品回収業者やリサイクル業者に買ってもらうこともいいでしょう。
一人暮らしなどで荷物が少ないなら宅急便のほうが安い場合もあります。

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